星のない夜

学生でも徒然なるままに。

夜と睡魔とそれから私

 

 

 

今週のお題「眠れないときにすること」

 

名前だけ付けて、なんとなくそのままだったこのブログの初回に相応しい今週のお題が現れたのでスタートさせてみようと思う。

 

 

 

昔はとても睡眠状態の良い人間だった。深夜バスだろうと電車だろうと何処だろうと基本的には寝れる。可愛い子供だった。

それが変わり始めたのはきっと、中学三年生辺りからだ。そう、受験期。

どうしようもないほどに、メンタルが弱かった。というか現在進行形でメンタルが弱い。それが顕著に現れ始めたのが受験期だっただけであって、きっと今までも、これからもメンタルとやらは弱かったと思う。

「学校」「塾」「友達」「先生」「受験」

あらゆる抑圧に耐えられなかった。

 

この話はきっと今度詳しく書くことにする。あくまで今日は睡眠の話なので。

 

 

さて、お題は「眠れないときにすること」だが、そもそも学生である私は「眠れないから寝ない」という選択肢が取れない。というから大抵の現代に生きる人間はそうなのではないか。無限に眠くなるまで起きていれば、そりゃいつか眠くなる。けどそうなるわけにはいかない。そんなわけでまずは、ある日突然始まった受験期に睡眠導入グッズと戦った話をしようと思う。

 

 

まず初めに、寝られなくなった私は自分の部屋から出て母のベッドで一緒に寝るようになった。母親の頭を撫でる手の温かみと温もりで眠っていた。今考えれば、これがまだ軽度な状態だと当時の私は思わなかったけど。

そのうち、母がいても眠れなくなった。ある日櫻井翔を見て、ホットアイマスクを買った。箱買い。1000円程度するので結構高い。しかしまあ、背に腹はかえられない。私のオススメはゆずの香り。ローズは甘ったるくて少し苦手、ラベンダーはハーブの香りが強くて鼻の辺りに当てるにはあまりにも刺激が強くて私は苦手だ。ホットアイマスクを使った日のことは今でも忘れらない。あの鼻を通るゆずのいい香りと眼精疲労が取れてゆく感覚。気づけば朝で、かなりいい目覚めだった。

しかし、それでも眠れなくなってきた。

今までは「眠気があるにも関わらず眠れない」状態だったのが、「まず眠りたくない、眠くない」状態になった。かなり末期である。きっと精神的に追い込まれて、まず心を落ち着かせることが難しくなっていたのだろう。

そんなある日、どうしても眠れなくてゴロゴロしながらYouTubeで‪α‬波がどうのこうのと書かれた1時間の睡眠導入動画を見つけた。「いやこんなんで寝れたら苦労しないわ」と鼻で笑いつつ再生。10分でとんでもない眠気に襲われた。私的革命だった。即刻睡眠のお供になった。無料だし。タダより高いものはない。

それでも寝れない日がやってくる。

こういうお笑い芸人のネタ絶対ある気がする。今のところオチは見つかっていない。

今度眠れなかった日は、脚が重たかった。簡潔に言うなれば、むくみ。塾に学校に自習室に家と、長時間座っているので当たり前のことだ。ソッコーでメディキュットを購入。最初に履いた時の衝撃。圧倒的快感。心地良い。今では家にいる時は常に付けているほどのお気に入り。もう少しきついやつがあるらしいので、今度買おうと思っているけど、思ったより高いんですよねあれ。何気ずっと使ってると破れたりして消耗品なのがきつい。私の使い方がいけないのかな。

さて、これで私の睡眠はかなり改善された。

そこに彗星の如くダンボールでやってきた存在。

そう。

抱き枕!!!!!!!!(ためるな)

叔母がオススメだから使ってみてと貰った、可愛いアザラシ擬きの大きな抱き枕。これが堪らなく気持ちがいい。元々掛け布団を抱き枕にするように寝てしまう傾向がある為、冬はその影響で朝寒い思いをすることもしばしば。そんな私の味方がこの抱き枕である。ちなみに夏場も私は掛け布団を上までかけないと落ち着かないのだが、朝起きると抱き枕を抱きしめた上から掛け布団を被せるように抱きしめる状態になっている。不思議。現在はアザラシ擬きとIKEAのサメの抱き枕と川の字で寝ている。ちなみに枕元にはペンギンのぬいぐるみ、棚にはカワウソのぬいぐるみがいる。母はこの空間を水族館とよく呼ぶ。

ここまでが私の睡眠導入グッズとの戦歴である。ちなみにホットアイマスク、メディキュット、抱き枕は現在も健在で、睡眠導入BGMは特に寝れない日だけ聴いている。

 

 

 

とまあ、ここまで需要があるかとんでもなく怪しい個人の情報を話してきたのだが。

私がこの睡眠導入グッズとの戦いを通して、「眠れないときにすること」の自分なりの答えがある。

 

答えは、「寝ない」「泣く」「妄想」

 

「寝ない」

そのままである。何事も無理をしないのが1番だ。次の日に予定が無いのならば寝ない方がいい。諦めた瞬間に眠くなるという説もある。(私調べ) 寝ないといってもそのまま明るくするのはよろしくないので、私は声の落ち着く好きなラジオを聴いていたことがある。1番だめなのはゲーム。あつ森を朝までやったことがあるので危険。

「泣く」

こちらもそのままである。誰かに話を聞いてもらう、泣ける曲を聞く、泣ける映画を見る。大体寝れない夜というのはフラストレーションが溜まっていることが殆どなので(私調べ)それを放出するのが良いと思う。私が1番泣いたのはプラネタリウム。家で見られるプラネタリウムが家にあり、それを母と寝室で付けて見ました。小学生の頃、星を見ることが大好きで毎週のようにプラネタリウムに行って星を見たり、望遠鏡を買って貰ったりしていました。なんだかその頃の純粋な気持ちとか色々思い出すし、今の辛さも何処かに吸い込まれるような気持ちになってなんとなく、泣いてしまいます。

「妄想」

好きな人の声、顔、仕草。そういうものが結局一番落ち着くと思うんですよ。私の場合は大好きな推しがいるので、その人をいつも思い浮かべて「今日もよく頑張ったね」って褒めてくれるのを想像して眠ります。それだけでも心が軽くなるくらいには彼に夢中だし、それくらい効果があると私は(私は)思っています。

 

 

少なくとも私の場合は、ですが、精神的な疲れがピークになったり不安やストレスを抱えると眠れなくなる傾向がある為、このような過ごし方をしています。

 

 

けど、これだけ色々な策を講じていると思うんです。

 

 

結局、ストレスフリーな生活を送るのが1番だなって。

 

 

皆さんも、このようなご時世に加え、それぞれの環境や状況で心が荒んでいることもあるかもしれませんが、自分を甘やかしながら(人に迷惑を与えない限りで)ストレスフリーにしていきましょう、なんて偉そうなことを思う今日この頃でした。

 

 

 

 

 

これ、需要ある???????

 

 

 

 

 

それでは。